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ぐじゃぐじゃ

2007.07.03 (Tue)

昨日買いました。『中田英寿 誇り』

20070704005515.jpg


覚悟を決めて読み始めたのに、
序章の1ページ目から 涙が出てきて おまけに鼻水まで・・・
あっという間にぐじゃぐじゃの私。


プロサッカー選手として最後の試合になったドイツW杯のブラジル戦。


More・・・



序章


 スタジアムの照明に浮かび上がる芝生は目に刺さるほど鮮やかだ。こんな緑の上をどれくらい走ったことだろう。滑り、倒され、何度その匂いを間近で嗅いだことだろう。
 視野に広がるピッチがいつもとは違って見える。FIFAワールドカップスタジアム・ドルトムント。このフィールドはなんと広く果てしないのか。目指すはずのゴールはすぐそこに見えるのに、ボールは遥か彼方にある。
押し寄せる孤独と絶望から逃れるためにはまた走りだすしかなかった。ぜいぜいと聞こえる激しい息遣いと痛いほどの心臓の鼓動が、朦朧とする意識を覚醒してくれた。
ブルーとカナリア色のユニフォームが目の前で交錯し、スタンドを埋める人々が線になって流れていく。銀色(しろがね)に輝くボールは、目の前を通り追いすがってもなお届かない。
 足を止めるな、ボールを奪うんだ―。
 中田英寿は頭の中で響く自分の声を頼りに無限に感じられるフィールドを走り続けながら、自分のその姿が道化師のように見えていることも分かっていた。
 負けは確実だった。後半36分にロナウドが決めた四点目のゴールは、ブラジルの強さを見せつけただけでなく日本代表の息の根を止めてしまった。ボールさえ奪えない日本代表に、残り十数分で三点差を逆転することなどできるはずもなかった。
 しかし、無理だと諦めてしまえば積み重ねてきた戦いが無意味なものになってしまう。これまで、どんなに無様な試合であろうとゲームオーバーの笛が鳴るまでは諦めずにきた。そう自負している中田は、醜態をさらそうとも走らなければならなかった。敗者であることは覆らない今、自分にだけは負けるわけにはいかなかった。
 体が焼けるように熱い。ライン際にあるボトルをとって水を勢いよく流し込んでも喉の渇きは一向に癒えない。突き指をした左親指の痛みは遠のいていたが、その渇きが全身を火照らせ体を硬くしていた。
 やがて、脚の筋肉が痙攣し筋が攣って背中と腹にまで痛みが這い上がった。脱水症状のせいであることは分かったが、限界まで運動を強いた筋肉の悲鳴を今さら止めることはできなかった。
 全速力で走っては倒れ、重い体を芝生に沈める。やっとの思いで重力に逆らって立ち上がり、また走る。鉛のように重くなった足は上がらず、どんなに腕を振っても前のめりになってしまう。中田は両腕を回し必死にバランスをとった。
 目を凝らして電光掲示された時計を見る。残り10分。あと少しでこの戦いも終わる。
 スタンドから滑り落ちてくる日本サポーターの声は一段と大きくなっていた。ひと塊になった日本人の声だけが中田の背中を押していた。
 こんな不甲斐ないゲームしか見せられなかったこのチームに、なんで声を嗄らして応援を続けるんだ・・・・・。
 そう思った刹那、視野がぼやけ中田は辺りを見回した。朦朧とする頭を振った中田は、歯を食いしばりながら目を閉じた。次の瞬間、彼は瞳にたまった涙が溢れたことを知ったのだった。




この2ページ分を読むのですらティッシュを何枚使ったか分からない。
特に青字の部分には号泣。

私たちサポーターは最後まで諦めないで応援し続けることしかでしかきないのだから、
そのために遠くドイツまでやってきたのだから、当然のこと。
それでも、こんな風に書かれると涙(と鼻水)が止まらない。


病み上がりの体で周囲の猛反対を振り切っても行って良かった。
行かなければならない!と思った通り、ヒデの最後の試合を見届ける事ができた。


389ページあるこの本。
この調子で泣きながらの超スローペース、いつになったら全部読めることやら。

ティッシュ何ケース空ける事やら・・・。




23:59  |  オ~レ~オレオレオレ~♪  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

Comment

こんばんは^-^

失礼な言い方になっていたらごめんなさいね。
いつも、くろきょんさんのブログの中で中田英寿さんの
事を語るとき、嬉しかったり、怒っていたり、泣いていたり
素のままのくろきょんさんが一番よく現れている気がします。

私は、くろきょんさんほど、こんなに一生懸命にプロ選手や
もしくは芸能人など応援した事がありません。

それは選手というより、一人の人間の生き様を見て
その人とと共に生きている自分がいるからこそ
悔しかったり、悲しかったり、感動したり
するのかもしれません。

ある意味、そういう存在がいるというのは
ちょっぴり、羨ましいなぁ。。と思ったりする私です^-^


ティシュ何枚使っても、くろきょんさんにとって大切な
中田英寿さんの為に流す涙なら、素敵な涙にかわりは
ありませんよね・・。
aya |  2007.07.04(水) 22:16 | URL |  【編集】

ayaさん*

いやぁ~ん、ayaさんのコメント読んでいたら、また涙が出ちゃったぁ~。
ありがとうayaさん、とっても嬉しいコメントでした。
ぜ~んぜん失礼なんかじゃないです。


実は・・・・・ 私ね、昔ヒデが大嫌いだったの!
「何!?感じ悪いスカした奴!!!」と。
そんな私に「お願いだから彼のホームページを見て」と友達に言われ、渋々見たのが10年前。
そこで素顔の中田英寿に逢って自分がマスコミに踊らされていた愚か者だったと知りました。
その人の事を知りもしないで「嫌い」と言う傲慢な人間でした。

その後、友達の思惑通り!?ヒデの大ファンになった私。
1年半後にはペルージャに移籍したヒデの試合を観に彼女とミラノに行ったのであります。

ヒデが引退した後、ホームページを有料化しても存続すべきかどうかアンケートがあって、
存続を希望しない理由のひとつに「サッカーをやめたヒデには興味がない」という項目を何人かが選んでいた事が悲しかった。
私はサッカーをやめても一個人としての中田英寿が好きなので彼が何を思い、何を見て、何をしているか知りたいし、今後も応援して行くつもりです。

ジャニーズ系にも韓流にもハマれなかった私の唯一のハマりもの!?

今日特売でティッシュまとめ買いしたので安心して泣けます!!!
くろきょん |  2007.07.04(水) 23:46 | URL |  【編集】

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